身体が必要とするミネラル成分

カルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウムと必須ミネラルの働き

不可欠なミネラル成分とは

必須ミネラル

健康に効果が期待できる良い天然水としてミネラルウォータが販売されています。しかし全てのミネラルが含まれてはいません。

天然水の銘柄によって違いがありますが、4種類のミネラル(カルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウム)を表示しています。

その他にも微量なミネラル成分が入っていているので、原水の採水地により特徴があり、味や効果なども異なってきます。

人間が必要とするミネラル成分はこの他にも多数存在します。(例えばリン、鉄、マンガン、銅、亜鉛など)成長や生命活動をする上で欠かせないミネラルを必須ミネラルといい、16種類もの元素があります。

16種類のミネラル成分

カルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)、ナトリウム(Na)、カリウム(K)、亜鉛(Zn)、リン(P)、鉄(Fe)マンガン(Mn)、銅(Cu)、モリブデン(Mo)、セレン(Se)、ニッケル(Ni)、クロム(Cr)、リチウム(Li)、コバルト(Co)、バナジウム(V)。

必須ミネラルの種類に関しては、20元素としている場合もあります。

20種類のミネラル成分

水素(H)、炭素(C)、窒素(N)、酸素(O)、ナトリウム(Na)、マグネシウム(Mg)、リン(P)、イオウ(S)、塩素(Cl)、カリウム(K)、カルシウム(Ca)、クロム(Cr)、マンガン(Mn)、鉄(Fe)、コバルト(Co)、銅(Cu)、亜鉛(Zn)、セレン(Se)、モリブデン(Mo)、よう素(I)。

ミネラルの働きを大きく分けて考えてみます。

  • 頭骨や骨格を形成するために作用します。
  • タンパク質や脂肪と結合しさまざまな生理作用を行ないます。
  • 神経細胞膜をおおう体液に溶けて神経伝達作用として活躍します。

相性の悪いミネラル

人の成長や健康維持にはいろいろなミネラルが必要です。このためいろいろな食べ物からいろいろなミネラルを摂取しなければなりません。このような必須のミネラルも組合せによっては害になることがあります。これをミネラルの拮抗作用と呼ばれています。

互いに効果を打ち消しあう2つの要因が同時に働くことで薬物によくみられます。そういう意味でも医師の処方が必要なのです。ミネラルでも拮抗作用を起こす組合せがあります。拮抗作用を起こすミネラルの組合せを紹介します。

拮抗作用の代表としてカルシウムと銅、カルシウムと亜鉛の組合せがあります。これはカルシウムを多量に摂った場合に現れる現象で、カルシウムや不消化性の食物繊維、それにフィチン酸などが腸内で亜鉛と融合し、天然水溶性が損なわれ、その吸収が阻害されるために起こります。

また銅と亜鉛の間にも拮抗作用があり、銅が多いと亜鉛の吸収が妨げられてしまいます。亜鉛の果す役割は大きく発育や感染症に対する抵抗力の促進、その他精力増強などにも有効です。しかし、拮抗作用が起こればせっかく摂った栄養素も無駄になってしまいます。

ミネラルの拮抗作用の中には毒性の強い金属の毒性を軽減させる組合せもあります。一例をあげると、イタイイタイ病で有名なカドミウムです。これに亜鉛を加えると毒性が軽減されるといわれています。また神経や造血機能を侵す鉛中毒にも亜鉛が有効だとされています。